005:猿丸太夫(さるまるだゆう)
百人一首の5番目は、猿丸太夫(さるまるだゆう)の作品です。

猿丸太夫は、生没年不詳の人です。

なんと、3番でご紹介した柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)と

猿丸太夫が同一人物だとする説があるそうです。

本日ご紹介する作品も猿丸太夫の作品ではないとする説もあるそうです。




謎めいた猿丸太夫の作品は・・・・・

♪ 奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋はかなしき

です。

特に解説が要らない、意味の分かりやすい歌です。

登場している鹿は、牡だそうで、鹿が鳴いている理由は、

牝の鹿をもとめて鳴いているのだそうです。

悲しそうな歌ですね・・・・・

ちなみに僕は、こんな気分ではありません(笑)



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