抱きしめたい


★ その1
お友達に、悩みを打ち明けると、心が軽くなるものですね♪
思えば、僕もそうでした。
うーん、6年前かな。

6年前に、なんというか【優しさつながり】で、接してくれた人たちがいたんです。
僕の話を、チャットで聞いてくれて・・・・・
話終った後も、態度は変わらなかった。
それで安心出来たんです。心が軽くなりました♪

ちなみにね、、、、、
当時、話を聞いてくれた人たちは、みんな、、、、、、
ひきこもりとか、過食症、拒食症、リストカットなどで、苦しんでいる人たちでした。
みなさん、それぞれ悩みを抱えた方たちでした。

なかには、亡くなってしまった人もいるんです。(T_T)
ひとりは、精神科の先生。末期ガンだったそうです。
最後まで、僕たちには、病気の事話さずに、カウンセリングなどの仕事を続けて、亡くなりました。
もうひとりは、同世代の女性。
薬依存だったかなぁ・・・
オフ会では、悩みを抱えた人をひとりひとり抱きしめていた、女神のような女性だったそうです。
僕は、会うチャンスがなかったんだけど・・・・
あるひきこもりの女の子は、彼女に抱かれた事が、すごく暖かかったと言ってました。

ぎゅぅぅっ

★ その2

当時、僕と、よく似た悩みの女性がいて、、、、、
(ちなみに結婚してる女性)
何度かチャットしてたんですよ。ある日、、、、、
リストカットしたって伝えてきたんです。
たまたま、そのころの僕は、横浜で、悩む人の集会にちょくちょく顔を出してたんです。
幸い彼女は、未遂に終って、僕は彼女を横浜の集会に誘いました。
集会では彼女はとうとう黙ったままでしたが、、、
帰り道、、、、リストカットの傷痕を見せてもらいました。
そのとき、言葉はかわさなかったんだけどね、、、、僕は傷痕を指差して、、、、
ビミョーな笑みを彼女に向けてしまいました。彼女も、、、、
ビミョーな笑顔。

彼女は、その後、苦しみを乗り越えて行きました。もちろん、色々あったけど。
彼女の廻りには、僕だけじゃなく、おおぜいの人がいましたから。
少しずつ、ささえあっていたんです。
ところで、その彼女がリストカットをした当時の僕は、、、、
うーん、、、、
時々、電車に飛び込む事を考えて、、、、、
駅のホームの淵まで、歩いて行きました。
何度か、そういう事を繰り返して、、、、
僕は、自殺願望からすっかり解放されました。多分(^^
悩みはあるけれど、今は、自殺願望はないです。

ぎゅぅぅっ

★ その3

当時ね、、、、
そんな僕を見かねたのか、お悩み仲間のある女性が、、、、、
自分の結婚パーティ(友達レベルの)に招待してくれたんです。
それで、、、会場に僕が足を踏み入れたら、彼女は、、、、、、
自分の夫の見ている前で、会場の何人かの人も見ている前で、、、、、
僕をギューッと抱いてくれたんです。
しかも、僕の顔を自分の胸に、です。
 僕の方が背が高いのに、なぜそんな位置関係だったのか?
 エントランスとフロアに段差があって彼女の方が高かったのかなぁ。
挨拶して下げた頭をつかまってしまったのかも(爆)

彼女の夫も会場にいた人たちも、お悩み仲間だったので、
そういう行為をちゃんと見れる土壌があったようで、、、
特にひんしゅくを買う事はなかったです。
今でも、思い出になってます。

結婚パーティで新婦が新郎の目の前で招待客を抱きしめるなんて、日本ではちょっとね、、、、
何か大切なものを受け取った感触だけ、しっかりと残ってます。
それからは、どんどん自分が変わっていきました。
そうですよね。そうないことだと思います。ですがそうせずにはいられなかっかほどじょぷりんさんを心配されていたのですね。
元々のひょうきんさ・明るさも取り戻しつつあるしね♪
それと同時に、優しさ・大らかさ、、、、、
人類愛みたいなものを培っているような気がしてます。

精神科の先生・亡くなった女性・リストカットの女性・結婚パーティの女性のおかげです。
これからもお友達が苦しいときは、ちゃんと時間を作って、聞いてあげるつもりでいます。

こんな世の中だけどさ、、、、
みんな「優しさ」とか、「抱きしめてあげる」ってことを、語り継いできたんですよね。

ぎゅぅぅーっ! (^0^)




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